![]() オキシトシン類似体
专利摘要:
本発明は、新規化合物、同化合物を含む医薬組成物、特に損なわれた乳汁分泌状態の治療用薬剤を製造するための前記化合物の使用、ならびに前記化合物を投与する前記状態の治療方法に関する。前記化合物は、明細書中にさらに定義されるように、一般式(I)によって表される。 公开号:JP2011516460A 申请号:JP2011502454 申请日:2009-03-30 公开日:2011-05-26 发明作者:アラガーサミー,スーダー;ウィスニウスキー,カジミェシュ;ガリアン,ロバート;シュテインガルト,クラウディオ 申请人:フェリング ベスローテン フェンノートシャップ; IPC主号:C07K7-06
专利说明:
[0001] 本発明は、新規化合物、同化合物を含む医薬組成物、特に損なわれた乳汁分泌状態(compromised lactation conditions)の治療用薬剤を製造するための前記化合物の使用、ならびに前記化合物を投与する前記状態の治療方法に関する。] 背景技術 [0002] ペプチド性オキシトシン受容体アゴニストには、天然のホルモンであるオキシトシンおよびカルベトシンが含まれる。] [0003] ] [0004] オキシトシンは、分娩を誘発するために臨床的に使用される強力な子宮収縮剤であり、乳汁分泌の開始および維持を増強することが分かってきている(Gimpl,G.ら、Physiol.Rev.81(2001)629〜683およびRuis H.ら、British Medical Journal 283(1981)340〜342)。カルベトシン(1−デアミノ−1−カルバ−2−チロシン(O−メチル)−オキシトシン)もまた、子宮弛緩および出血過多を制御するために臨床的に使用される強力な子宮収縮剤である。さらなる研究により、オキシトシンアゴニストは、腹痛および背部痛を含む炎症および疼痛、男性および女性の両方の性機能障害、過敏性腸症候群(IBS)、便秘および胃腸管閉塞、自閉症、ストレス、不安(不安障害を含む)およびうつ病(Pitman R.ら、Psychiatry Research、48:107〜117;Kirsch Pら、The Journal of Neuroscience、25(49):11489〜11493)、外科失血、分娩後出血の制御、創傷治癒および感染症、乳腺炎および胎盤娩出、ならびに骨粗しょう症の治療に有用であることが示されている。さらに、オキシトシンアゴニストは、癌および胎盤機能不全の両方の診断に有用となりうる。] [0005] オキシトシンおよびカルベトシンの両方の短所は、バソプレシン受容体、特にV2受容体に対する選択性が欠如していることである。この短所は、オキシトシンの投与中に、抗利尿および低ナトリウム血症のような副作用によって観察される。] [0006] オキシトシンの薬理学的特性を改善するため、オキシトシンの類似体が合成されてきた。このような類似体は、J.Med.Chem.26(1983)555〜559およびJ.Med.Chem.26(1983)1786〜1787においてGrozonka Z.ら、ならびにE.J.Pharmacol.355(1998)203〜210においてEngstrom T.らによって説明されている。さらに、オキシトシン受容体にアンタゴニスト活性をもつオキシトシン類似体が、E.J.Med.Chem.(2007)799〜806においてFragiadaki M.らによって説明されている。] 発明が解決しようとする課題 [0007] 本発明は、例えば損なわれた乳汁分泌状態の治療において、代替および/または改善を実行可能にする、選択的で効果的な化合物を提供しうる。] 課題を解決するための手段 [0008] 本発明は、一般式(I)によって表される化合物、ならびにその溶媒和物および薬学的に許容される塩に関する:] [0009] (式中、nは、0、1および2から選択され、pは、0、1、2、3、4、5および6から選択され、R1は、少なくとも1つのOH、F、Cl、Br、アルキルまたはO−アルキル置換基で置換されていてもよいアリールから選択され、R2は、R4、H、アルキル、シクロアルキル、アリールならびに5員および6員のヘテロ芳香環系から選択され、R3は、H、およびR2がR4の場合に、環構造を形成するためのR2の共有結合から選択され、R4は、少なくとも1つのO−アルキル、S−アルキルまたはOH置換基で置換されたC1〜6アルキレン部分であり、WおよびXは、それぞれ独立にCH2およびSから選択されるが、両方がCH2ではないこともあり、アルキルは、C1〜6直鎖アルキルおよびC4〜8分岐鎖アルキルから選択され、少なくとも1つのヒドロキシル置換基を有してもよく、アリールは、フェニルおよびモノまたはポリ置換フェニルから選択され、但し、R2がH、pが1、R3がH、nが1であってWおよびXが両方ともSであるとき、R1は4−ヒドロキシフェニルではなく、シクロアルキルは、C3〜6シクロアルキルから選択され、少なくとも1つのヒドロキシル置換基を有してもよい)。] [0010] 本発明はさらに、上記式(I)によって表され、但し、R2がH、pが0、R3がH、nが1であってWおよびXが両方ともSであるとき、R1が4−ヒドロキシフェニルではない化合物に関しうる。したがって、本発明は、上記式(I)の化合物であるが、但し、[1−β−Mpa、7−Sar]OTではなく、および/または{デアミノ〔7−グリシン〕オキシトシン}ではない化合物に関しうる。] 実施例 [0011] 本発明の目的のために、以下の用語が使用される。] [0012] C1〜6直鎖アルキルは、その間の任意の数を含む1〜6の炭素原子を有することを示す。] [0013] C4〜8分岐鎖アルキルは、iso、secおよびtert立体配置を含む、4〜8の炭素原子を含むすべての分岐アルキル基を示すが、これは前記表現は問題となるアルキル鎖の結合部位と関係しないからである。] [0014] C3〜6シクロアルキルは、その間の任意の数を含む3〜6の炭素原子を含む炭素環系を示す。この環系は、炭素原子の間に不飽和結合を含んでもよい。] [0015] 5員へテロ芳香環系は、5つの環原子を有する単環芳香環系であって、1、2、3または4つの環原子は独立にN、OおよびSから選択される。好ましい環系は、チエニル、フリル、イミダゾリル、チアゾリル、チアジアゾリルおよびテトラゾリルからなる群から選択される。] [0016] 6員へテロ芳香環系は、6つの環原子を有する単環芳香環系であって、1、2、3または4つの環原子は独立にN、OおよびSから選択される。好ましい環系は、ピリジルからなる群から選択される。] [0017] アリールは、フェニルおよびモノまたはポリ置換フェニルから選択される芳香族基を示す。] [0018] 置換基部分は、フッ素(F)、塩素(Cl)および臭素(Br)原子ならびにアルキル、ヒドロキシ(−OH)、アルコキシ(−O−アルキル)およびアルキルチオ(−S−アルキル)から選択されてもよい。] [0019] 薬学的に許容される塩の例には、酸付加塩、例えば、塩酸などのヒドロハロゲン酸と、硫酸、リン酸および硝酸などの鉱酸、同様に蟻酸、酢酸、プロピオン酸、コハク酸、グリコール酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、アスコルビン酸、マレイン酸、ヒドロキシマレイン酸、ピルビン酸、p−ヒドロキシ安息香酸、パモ酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ヒドロキシエタンスルホン酸、ハロベンゼンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメタンスルホン酸、トルエンスルホン酸およびナフタレンスルホン酸などの脂肪族、脂環式、芳香族またはヘテロ環式のスルホン酸またはカルボン酸との反応によって形成される塩が含まれる。] [0020] 好ましい実施形態において、nは1である。] [0021] 好ましい実施形態において、pは1、2、3、4および5から選択される。] [0022] 好ましい実施形態において、R1はフェニル、4−ヒドロキシフェニル、4−メトキシフェニルおよび4−エチルフェニルから選択される。] [0023] 好ましい実施形態において、R2はエチル、n−プロピル、n−ブチル、シクロプロピル、2−ヒドロキシエチル、2−メトキシエチル、2−フェニルエチル、フェニル、ベンジル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、2−チエニル、2−テトラヒドロフリル、2−フリル、2−ピリジルおよび4−ピリジルから選択される。] [0024] 好ましい実施形態において、R3はHである。] [0025] 好ましい実施形態において、前記環構造は(R)−4−メトキシピロリジニル、(R)−4−メチルチオピロリジニルおよび(S)−4−ヒドロキシピロリジニルから選択される。] [0026] 好ましい実施形態において、WはCH2であり、XはSである。] [0027] 好ましい実施形態において、WはSであり、XはCH2である。] [0028] 好ましい実施形態において、WおよびXは両方ともSである。] [0029] 最も好ましい実施形態において、本発明は、以下の式からなる群から選択される化合物である。] [0030] ] [0031] さらに、本発明は、医薬品として使用するための、上に説明された化合物に関する。] [0032] したがって、本発明はまた、薬学的に許容される補助剤、希釈液または担体を伴った有効成分として、上に説明された化合物を含む医薬組成物に関する。] [0033] 本医薬組成物は、経口、静脈内、局所、腹腔内、経鼻、口腔(buccal)、眼内、耳内、舌下もしくは皮下投与、または例えば、エアロゾルもしくは空気懸濁した微粉末の形状での呼吸器を経由する投与に適合しうる。したがって、本組成物は、例えば、錠剤、カプセル、粉末、微粒子、顆粒、シロップ剤、懸濁液、溶液、経皮貼付剤または坐薬の形状とすることができる。] [0034] 本発明による組成物は、上記概説した化合物を2種以上、任意選択的に含んでもよいことに留意すべきである。] [0035] 本医薬組成物は、例えば、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、香味剤、保存剤、着色剤およびそれらの任意の混合物から選択される少なくとも1種のさらなる添加剤を任意選択的に含んでもよい。このようなおよび他の添加剤の例は、「Handbook of Pharmaceutical Excipients」;A.H.Kibbe編、第3版、American Pharmaceutical Association、USAおよびPharmaceutical Press UK、2000中に見られる。] [0036] 本医薬組成物は、経鼻投与に適合しうる。それは、好ましくはレシピエントの血液と等張である本発明の化合物の無菌水性製剤を含んでもよい。この水性製剤は、適当な分散剤または湿潤剤、および懸濁化剤を使用した既知の方法によって処方されうる。点鼻スプレー製剤SYNTOCINON(登録商標)(オキシトシン)は、本明細書に開示されている本発明の化合物にも適用可能な適当な医薬製剤の代表的なものである。水、リンガー液および等張食塩水は、代表的な許容される希釈液である。製剤はまたリン酸ナトリウム、クエン酸、塩化ナトリウム、グリセリン、ソルビトール溶液、メチルパラベン、プロピルパラベンおよびクロロブタノールなどの賦形剤を含んでもよい。] [0037] さらに、本発明は、損なわれた乳汁分泌状態、分娩誘発障害、子宮弛緩状態、出血過多、腹痛および背部痛を含む炎症および疼痛、男性および女性の両方の性機能障害、過敏性腸症候群(IBS)、便秘および胃腸管閉塞、自閉症、ストレス、不安(不安障害を含む)およびうつ病、外科失血、分娩後出血、創傷治癒および感染症、乳腺炎および胎盤娩出障害、ならびに骨粗しょう症などの1つもしくは複数の病状を治療するため、癌および胎盤機能不全を診断するため、またはそれらのための薬剤を製造するための上記概説した化合物の使用に関する。本明細書中で、不安という用語は、不安障害を含む。不安障害には、個別適応症として全般性不安障害、パニック障害、広場恐怖症、恐怖症、社会不安障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス障害および分離不安が含まれる。] [0038] 別の実施形態では、本発明は、損なわれた乳汁分泌状態、分娩誘発障害、子宮弛緩状態、出血過多、腹痛および背部痛を含む炎症および疼痛、男性および女性の両方の性機能障害、過敏性腸症候群(IBS)、便秘および胃腸管閉塞、自閉症、ストレス、不安(不安障害を含む)およびうつ病、外科出血、分娩後出血、創傷治癒および感染症、乳腺炎および胎盤娩出障害、ならびに骨粗しょう症の治療と、癌および胎盤機能不全の診断の方法に関する。] [0039] 本発明による化合物の典型的投与量は、幅広い範囲内で変化するが、各患者の個々のニーズおよび投与の経路などの種々の因子に依存することになろう。当業者である医師は、目前の状況に対して投与量を最適化することができよう。] [0040] 例えば、本発明の組成物が乳汁分泌の開始と維持を増強するためのものである場合(例えば、鼻腔内投与に関して)、典型的投与量は、各搾乳期(breast pumpingsession)に対して体重1kg当たり0.05〜1.0μgの範囲とすることができる。鼻腔内投与量は、例えば、1、2または3回の部分用量(例えば、パフ)に分けて、必要に応じて、例えば一方または両方の鼻孔へ送達してもよい。当業者または医師は、目前の状況に適応するために、この投与量範囲の適切な変動および実用的な実行を考慮することができる。] [0041] さらなる実施例において、本発明の組成物は、例えば分娩後出血または外科出血の治療のために、静脈内(iv)注入として投与することができる。この実施例において、組成物はより長期間にわたって投与することができる。静脈内注入による投与のための投与量の例は、1時間につき、体重1kg当たり0.5〜200μgである。] [0042] さらなる実施例において、本発明の組成物は、例えば不安障害またはうつ病を治療するための、皮下(sc)、鼻腔内または口腔投与のためとすることができる。皮下(sc)、鼻腔内または口腔投与のための投与量の例は、体重1kg当たり0.5〜1000μgである。投与量は、例えば、1日に1回または2回など、1日当たり必要なだけの回数の投与のためとすることができる。] [0043] 使用される略称は、以下のとおりである。 AcOH酢酸 Boc tert−ブトキシカルボニル BOPベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリスジメチルアミノホスホニウムヘキサフルオロリン酸 Bua酪酸 Buブチル−アルキル残基はさらに、n(ノルマル、すなわち、分岐していない)、i(iso)、s(sec)およびt(三級)で示されうる。 CH3CNアセトニトリル DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド DCMジクロロメタン DICN,N’−ジイソプロピルカルボジイミド DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン DMFN,N−ジメチルホルムアミド 4−FBzlGly N−(4−フルオロベンジル)グリシン Fmoc 9−フルオレニルメトキシカルボニル Fmoc−Cl 9−フルオレニルメトキシカルボニルクロリド Fmoc−OSu N−(9−フルオレニルメトキシカルボニル)コハク酸イミド h 時間 HBTU O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロリン酸 Hcyホモシステイン HFフッ化水素 HOBt 1−ヒドロキシベンゾトリアゾール HPLC高速液体クロマトグラフィー IPAイソプロピルアルコール MeOHメタノール MBHA4−メチルベンズヒドリルアミン NMM 4−メチルモルホリン 4−Pic 4−ピコリル(4−ピリジルメチル) PyBOP ベンゾトリアゾール−1−イルオキシトリスピロリジンホスホニウムヘキサフルオロリン酸 tBu tert−ブチル tBuOH tert−ブチルアルコール TEAトリエチルアミン TFAトリフルオロ酢酸 TISトリイソプロピルシラン Trtトリチル〔トリフェニルメチル、(C6H5)3C−〕] [0044] 特に指定のない限り、L−アミノ酸を使用し、従来のアミノ酸用語を順守する。] [0045] 実験(合成) アミノ酸誘導体および樹脂は、商業的供給者(Bachem、NovabiochemおよびPeptides International)から購入した。N−Fmoc−N−(R2(CH2)p)グリシン、Fmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OHおよびFmoc−Hcy(t−ブトキシカルボニルエチル)−OHは、文献〔Weberら、J.Med.Chem.、46 1918(2003)、Prochazkaら、Collect.Czech.Chem.Commun.、57、1335(1992)およびWO03/072597において、Wisniewskiら〕に従って合成した。他の化学物質および溶媒は、Sigma−Aldrich、FlukaおよびAcros Organicsから提供された。] [0046] 本明細書の化合物は、Fmoc法およびBoc法の両法を利用した固相ペプチド化学の標準的方法によって合成した。Fmoc保護アミノ酸の全カップリングは、DIC/HOBt/DMFで媒介し、Boc保護アミノ酸の全カップリングは、DCM中DICまたはDCCで媒介した。Fmoc基の除去は、DMF中20%ピペリジンによって行い、Boc基の除去は、5および25分間、1%m−クレゾールによって50%TFA/DCM中で行った。必要な樹脂洗浄は、DCM、IPA、DMFおよびMeOHによって行った。必要に応じて、2度の5分間の10%TEA/DCMの樹脂洗浄によって中和を行った。] [0047] 特に指示がない限り、全反応は室温で行った。上で引用した参照文献に加えて、以下の標準的な参照文献が、一般的な実験セットアップならびに必要とされる出発物質および試薬の入手可能性の手引きをさらに提供する。] [0048] Kates,S.A.、Albericio,F.編、Solid Phase Synthesis:A Practical Guide、Marcel Dekker、New York、Basel、2000 Stewart,J.M.、Young,J.D.、Solid Phase Synthesis、Pierce Chemical Company、1984 Biselloら、J.Biol.Chem.1998、273、22498〜22505および Merrifield,J.Am.Chem.Soc.1963、85、2149〜2154。] [0049] 合成したペプチドの純度は、分析的逆相HPLCによって測定することができる。ペプチドの構造的完全性は、アミノ酸分析およびエレクトロスプレー質量分析を使用して確認することができる。] [0050] 樹脂結合8位(Leu)および9位(Gly)ジペプチドを合成するために、Fmoc法およびBoc法を使用した。] [0051] アミノ酸残基の7位にあるアミノ酸誘導体は、2つの経路のうちの1つを経由して導入した。その経路とは、ブロモ酢酸がDIC/HOBt/DMF条件下で樹脂結合ジペプチドに結合し、臭素原子が(R2(CH2)p)NH2によって置換され、樹脂結合N−(R2(CH2)p)グリシンを与えるというものであるか、あるいはN−Fmoc−N−(R2(CH2)p)グリシンまたはFmoc−pro−OH誘導体が、Fmoc法に従って樹脂結合ジペプチドと結合するというものであるかのいずれかであった。特に指定のない限り、すべてのその後のアミノ酸カップリングは、Fmoc法に従った。] [0052] 6位に導入されたアミノ酸誘導体は、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Hcy(t−ブトキシカルボニルエチル)−OHまたはFmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OHのうちの1つであった。6位がFmoc−Cys(Trt)−OHであるペプチド類似体は、樹脂結合ノナペプチド残基のN末端へのMpa(Trt)−OHのカップリングを必要とした。] [0053] リンクアミド樹脂支持体を使用して合成したペプチドは、TFA/TIS/H2O 95/2.5/2.5(v/v/v)溶液を用いて、Boc、トリチルおよびt−ブチルなどの任意の酸に不安定な保護基と一緒に、樹脂から開裂した。前記ペプチドは、樹脂からのペプチドの開裂後に、環化した。MBHA樹脂支持体を使用して合成したペプチドは、HF/アニソール14/1(v/v)溶液を用いて樹脂から開裂した。前記ペプチドは、樹脂からのペプチドの開裂前に、環化した。] [0054] ジスルフィド(環)形成を通じた直鎖状ノナペプチドの環化は、10%TFA水溶液中に溶解した直鎖状ペプチドをヨウ素によって酸化することによって行った。アミド結合形成を通じた直鎖状ノナペプチドの環化は、高希釈のHBTU/DIPEA/DMFまたはPyBOP/DIPEA/DMFによる媒介によって行った。] [0055] ペプチドは、リン酸トリエチルアンモニウム緩衝液水溶液中で分取HPLCによって精製し、酢酸水溶液/アセトニトリル緩衝液系によって脱塩した。97%を超える純度を有する画分をプールし、凍結乾燥した。] [0056] 表1は、上記手順によって調製した化合物を一覧表にしている。アステリスク「*」は、最も好ましい実施形態を示している。] [0057] ] [0058] 合成をさらに説明するために、以下の詳細な実施例が与えられる。] [0059] すべての合成において、流速2ml/分でVydac C18、5μm、4.6×250mmカラムを使用したWaters600液体クロマトグラフで分析用HPLCを行った。分取HPLCは、流速100ml/分でPrePak47×300mmカートリッジを使用したWaters2000液体クロマトグラフで行った。最終的な化合物分析は、流速0.3ml/分で、Vydac C18、5μm、2.1×250mmカラムを使用した1100Agilent液体クロマトグラフで行った。マススペクトルは、Finnigan MAT分析計で記録した。] [0060] 化合物49;カルバ−1−〔4−FBzlGly7〕dOT: 使用したアミノ酸誘導体は、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Leu−OH、Fmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OH、Fmoc−Asn(Trt)−OH、Fmoc−Gln(Trt)−OH、Fmoc−Ile−OHおよびBoc−Tyr(tBu)−OH(Peptides International)であった。Fmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OHは上記のように合成した。] [0061] リンクアミドAM樹脂(200〜400メッシュ、Novabiochem)1.45g(0.87mmol)から出発して、完全に保護されたペプチド樹脂を手動で合成した。DIC/HOBt/DMFによって媒介される、3倍過剰のアミノ酸GlyおよびLeu誘導体とのシングルカップリングを行った。N−(4−フルオロベンジル)グリシン残基を、DMF中4倍過剰のBrCH2CO2H/DIC/HOBtによって導入し、引き続いて、DMF中10倍過剰の4−フルオロベンジルアミンで臭素置換を行った。DIC/DCMによって媒介される、4倍過剰のFmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OHとのカップリングを行った。引き続いて、DIC/HOBt/DMFによって媒介される、3倍過剰のアミノ酸Asn、Gln、IleおよびTyr誘導体とのシングルカップリングを行った。Fmoc基は、DMF中20%ピペリジンで除去した。固相合成の完了時、樹脂をTFA/TIS/H2O 96/2.5/1.5(v/v/v)溶液(50ml)で1.5時間処理し、濾過した。濾液を真空で濃縮し、ジエチルエーテルで未精製の直鎖状ペプチドを沈殿させた。DMF(300ml)中沈殿物を3部(3×100ml)に分けて、激しく攪拌したDMF(100ml)中DIPEA(1ml)に加えた。ペプチド溶液の各100ml部の添加後、DMF(5ml)中HBTU(150mg)を反応混合物に加えた。反応溶液のpHは、必要に応じて、非希釈DIPEAの添加によってpH9に維持した。反応は、分析用HPLCによって監視した。反応溶液を真空で濃縮し、残渣をAcOH/CH3CN/H2Oに溶解させた。混合物をHPLCカラムに添加し、pH5.2のリン酸トリエチルアンモニウム緩衝液を使用して精製した。化合物は、アセトニトリル勾配によって溶出した。97%を超える純度を有する画分をプールし、水(2容量)で希釈し、2%AcOH水溶液で予め平衡化したカラムに添加した。所望の化合物は、速い(3%/分)CH3CN勾配によって溶出した。所望の生成物を含む画分をプールし、凍結乾燥した。白色非晶質粉末434mg(収率約40%、出発樹脂の添加量に基づき、85%のペプチド含量を仮定する)が得られた。HPLC:Rt=19.4分、勾配:0.5分間5%B、0.5分かけて5→30%B、20分にわたって30→50%B、および100%B、t=40℃、溶媒A 0.01%TFA水溶液、溶媒B 70%CH3CN、0.01%TFA水溶液;純度:99.3%;MS(M+H+):予測値1042.4、実測値1042.5。] [0062] 以下は、化合物49;カルバ−1−〔4−FBzlGly7〕dOTの代表的な大規模(すなわち、スケールアップ)合成である。] [0063] 使用したアミノ酸誘導体は、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Leu−OH、Fmoc−4−FBzlGly−OH、Fmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OH、Fmoc−Asn(Trt)−OH、Fmoc−Gln(Trt)−OH、Fmoc−Ile−OHおよびBoc−Tyr(tBu)−OH(Peptides International)であった。Fmoc−4−FBzlGly−OHおよびFmoc−Cys(t−ブトキシカルボニルプロピル)−OHは上記のように合成した。ペプチドは、DIC/HOBt/DMFによって媒介される、3倍過剰のアミノ酸誘導体とのシングルカップリングによって合成した。残りの合成および化合物49の特性決定は上記に従った。白色非晶質粉末434mg(収率約40%、出発樹脂の添加量に基づき、85%のペプチド含量を仮定する)が得られた。] [0064] 化合物10;〔4−PicGly7〕dOT: 使用したアミノ酸誘導体は、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Leu−OH、Fmoc−Cys(Trt)−OH、Fmoc−Asn(Trt)−OH、Fmoc−Gln(Trt)−OH、Fmoc−Ile−OH、Fmoc−Tyr(tBu)−OHおよびMpa(Trt)−OH(Peptides International)であった。リンクAM樹脂(200〜400メッシュ、Novabiochem)1.33g(0.65mmol)から出発して、完全に保護されたペプチド樹脂を手動で合成した。DIC/HOBt/DMFによって媒介される、3倍過剰のアミノ酸GlyおよびLeu誘導体とのシングルカップリングを行った。N−(4−ピコリル)グリシン残基を、DMF中4倍過剰のBrCH2CO2H/DIC/HOBtによって導入し、引き続いて、DMF中10倍過剰の4−ピコリルアミンで臭素置換を行った。DIC/DCMによって媒介される、4倍過剰のFmoc−Cys(Trt)−OHとのカップリングおよび、DIC/HOBt/DMFによって媒介される、3倍過剰のアミノ酸Asn、Gln、Ile、TyrおよびMpa誘導体とのシングルカップリングを行った。Fmoc基は、DMF中20%ピペリジンで除去した。固相合成の完了時、樹脂をTFA/TIS/H2O 96/2/2(v/v/v)溶液(50ml)で1.5時間処理し、濾過した。濾液を真空で濃縮し、ジエチルエーテルで未精製の直鎖状ペプチドを沈殿させた。沈殿物を非希釈TFA(50ml)に溶解し、磁力的に攪拌した5%水性アセトニトリル(600ml)溶液に注ぎ、ペプチドを、黄色が持続するまでメタノール中0.1MのI2を添加することによって酸化した。過剰量のヨウ素は、固体アスコルビン酸(Sigma−Aldrich)によって還元し、溶液のpHは濃アンモニア水溶液を添加することによって約4に調整した。混合物をHPLCカラムに添加し、pH5.2のリン酸トリエチルアンモニウム緩衝液を使用して精製した。化合物は、アセトニトリル勾配によって溶出した。97%を超える純度を有する画分をプールし、水(2容量)で希釈し、2%AcOH水溶液で予め平衡化したカラムに添加した。所望の化合物は、速い(3%/分)アセトニトリル勾配によって溶出した。所望の生成物を含む画分をプールし、凍結乾燥した。白色非晶質粉末348.7mg(収率約44%、出発樹脂の添加量に基づき、85%のペプチド含量を仮定する)が得られた。HPLC:Rt=21.7分、勾配:0.5分間5%B、0.5分かけて5→10%B、20分にわたって10→30%B、および5分間100%B、t=40℃、溶媒A 0.01%TFA水溶液、溶媒B 70%CH3CN、0.01%TFA水溶液;純度:99.9%;MS(M+H+):予測値1043.4、実測値1043.4。] [0065] 化合物29;カルバ−6−〔Phe2、MeOEtGly7〕dOT: 使用したアミノ酸誘導体は、Boc−Gly−OHおよびBoc−Leu−OH(Bachem)、Fmoc−Hcy(t−ブトキシカルボニルエチル)−OH、Fmoc−Asn(Trt)−OH、Fmoc−Gln(Trt)−OH、Fmoc−Ile−OHおよびBoc−Phe−OH(Peptides International)であった。Fmoc−Hcy(t−ブトキシカルボニルエチル)−OHは上記のように合成した。] [0066] MBHA樹脂1.33g(0.94mmol、Novabiochem)から出発して、完全に保護されたペプチド樹脂を手動で合成した。樹脂は、DCM中10%TEAで中和した。DIC/DCMによって媒介される、1.7倍過剰のアミノ酸Boc−Gly−OHおよびBoc−Leu−OHとのシングルカップリングを行った。N−(2−メトキシエチル)グリシン残基を、DMF中3.6倍過剰のBrCH2CO2H/DIC/HOBtによって導入し、引き続いて、DMF中(10ml)中7倍過剰の2−メトキシエチルアミンおよび4倍過剰のDIPEAで臭素置換を行った。反応物は5時間攪拌した。DIC/DCMによって媒介される、4倍過剰のFmoc−Hcy(t−ブトキシカルボニルエチル)−OHとのシングルカップリング、およびDIC/HOBt/DMFによって媒介される、3倍過剰のアミノ酸AsnおよびGln誘導体とのシングルカップリングを行った。Fmoc−Ile−OHおよびBoc−Phe−OHとの2つの最終的なシングルカップリングを、DIC/DCMによって行い、所望の保護された樹脂結合直鎖状ペプチドを得た。Fmoc基は、DMF中20%ピペリジンで除去した。樹脂をTFA/H2O/TIS 95/3/2(v/v/v)で2時間処理し、トリチル、Bocおよびt−ブチル基を除去した。BOP(4等量)およびDIPEA(10等量)を攪拌した樹脂のDMF(10mL)懸濁液に加え、2時間後、PyBOP(2等量)およびDIPEA(5等量)を加えた。0℃で90分間、アニソール5mlを含む無水HF70mlを使用することによって、樹脂からペプチドを開裂した。HFを真空で除去し、未精製の直鎖状ペプチドをジエチルエーテル(300ml)で洗った。ペプチドをAcOH/CH3CN/H2O 1/2/7(v/v/v)(400ml)に溶解した。結果として生じる混合物をHPLCカラムに直接添加し、pH2.3のリン酸トリエチルアンモニウム緩衝液を使用して精製した。化合物は、アセトニトリル勾配によって溶出した。97%を超える純度を有する画分をプールし、水(2容量)で希釈し、2%酢酸水溶液で予め平衡化したカラムに添加した。所望の化合物は、1%AcOH/CH3CN勾配によって溶出した。所望の生成物を含む画分をプールし、凍結乾燥した。] [0067] 白色非晶質粉末292.7mg(収率約27%、出発樹脂の添加量に基づき、85%のペプチド含量を仮定する)が得られた。HPLC:Rt=16.7分、勾配:0.5分間5%B、0.5分かけて5→30%B、20分にわたって30→50%B、および5分間100%B、t=40℃、溶媒A 0.01%TFA水溶液、溶媒B 70%CH3CN、0.01%TFA水溶液;純度:100.0%;MS(M+H+):予測値976.5、実測値976.3。] [0068] 他の化合物は、これらの合成手順と類似の変法によって調製した。] [0069] 実験(生物学的試験) インビトロ受容体アッセイ: hOT受容体に対する化合物のアゴニスト活性は、ホタルルシフェラーゼの発現を調節する細胞内カルシウム応答性プロモーター要素を含むレポーターDNAと共同して、hOT受容体発現DNAをチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞株へ一過性に形質移入することによる、レポーター遺伝子転写アッセイで決定した。このアッセイのさらなる手引きについては、Boss,V.、Talpade,D.J.、Murphy,T.J.J.Biol.Chem.1996、May 3;271(18)、10429〜10432を参照されたい。細胞は、5時間、用量当たり10倍に希釈した化合物の連続希釈液に曝露され、その後細胞を溶解し、ルシフェラーゼ活性を決定し、非線形回帰により化合物の有効性およびEC50値を決定した。各々の実験において、オキシトシン(OT)を内部標準として使用し、化合物は少なくとも3度の独立した実験で試験した。選択性を決定するため、化合物を、ヒトバソプレシン(hV2)受容体を発現する、ルシフェラーゼベースのレポーター遺伝子転写アッセイでさらに試験した。] [0070] さらなる比較目的のために、基準化合物としてカルベトシンも使用した。] [0071] インビボアッセイの結果を以下の表2に示す。与えられたEC50値は、ナノモル/l(nM)で表される相乗平均である。選択性値は、EC50比として与えられる。] [0072] ] [0073] 上記結果は、実施例の化合物が、本発明の範囲内にあり、例えば、分娩を誘発し、子宮弛緩を制御し、乳汁分泌を促進および維持するなどのための、ヒトの安全で有効な治療に有用となりうることを示している。] [0074] 本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲においてさらに定義される。]
权利要求:
請求項1 式(I):(式中、nは、0、1および2から選択され、pは、0、1、2、3、4、5および6から選択され、R1は、少なくとも1つのOH、F、Cl、Br、アルキルまたはO−アルキル置換基で置換されていてもよいアリールから選択され、R2は、R4、H、アルキル、シクロアルキル、アリールならびに5員および6員のヘテロ芳香環系から選択され、R3は、Hおよび、R2がR4の場合には、環構造を形成するためのR2との共有結合から選択され、R4は、少なくとも1つのO−アルキル、S−アルキルまたはOH置換基で置換されたC1〜6アルキレン部分であり、WおよびXは、それぞれ独立にCH2およびSから選択されるが、両方がCH2ではないこともあり、アルキルは、C1〜6直鎖アルキルおよびC4〜8分岐鎖アルキルから選択され、少なくとも1つのヒドロキシル置換基を有してもよく、アリールは、フェニルおよびモノまたはポリ置換フェニルから選択され、但し、R2がH、pが1、R3がH、nが1であってWおよびXが両方ともSであるとき、R1は4−ヒドロキシフェニルではない)を有する化合物、ならびにその溶媒和物および薬学的に許容される塩。 請求項2 R2がH、pが0、R3がH、nが1であってWおよびXが両方ともSであるとき、R1が4−ヒドロキシフェニルではないことを条件とする、請求項1に記載の化合物。 請求項3 芳香族系が、少なくとも1つのアルキル、O−アルキル、OH、F、ClまたはBr置換基で置換されていてもよい、請求項1または2に記載の化合物。 請求項4 nが1である、請求項1から3のいずれか一項に記載の化合物。 請求項5 pが0、1、2、3、4および5から選択される、請求項1から4のいずれか一項に記載の化合物。 請求項6 R1がフェニル、4−ヒドロキシフェニル、4−メトキシフェニルおよび4−エチルフェニルのいずれか1つから選択される、請求項1から5のいずれか一項に記載の化合物。 請求項7 R2がエチル、n−プロピル、n−ブチル、シクロプロピル、2−ヒドロキシエチル、2−メトキシエチル、2−フェニルエチル、フェニル、ベンジル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル、4−フルオロフェニル、3,4−ジフルオロフェニル、2−チエニル、2−テトラヒドロフリル、2−フリル、2−ピリジルおよび4−ピリジルのいずれか1つから選択される、請求項1から6のいずれか一項に記載の化合物。 請求項8 R3がHである、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。 請求項9 R3が共有結合であり、前記環構造が(R)−4−メトキシピロリジニル、(R)−4−メチルチオピロリジニルおよび(S)−4−ヒドロキシピロリジニルから選択される、請求項1から7のいずれか一項に記載の化合物。 請求項10 WがCH2であり、XがSである、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。 請求項11 WがSであり、XがCH2である、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。 請求項12 WおよびXが両方ともSである、請求項1から9のいずれか一項に記載の化合物。 請求項13 R2が非置換または置換のシクロアルキル、アリールならびに5員および6員のヘテロ芳香環系から選択される、請求項1または2に記載の化合物。 請求項14 からなる群から選択される、請求項1に記載の化合物。 請求項15 医薬品として使用するための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物。 請求項16 薬学的に許容される補助剤、希釈液または担体を伴った有効成分として、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物を含む医薬組成物。 請求項17 損なわれた乳汁分泌状態、分娩誘発障害、子宮弛緩状態、出血過多、炎症、疼痛、腹痛、背部痛、男性および女性の性機能障害、過敏性腸症候群(IBS)、便秘、胃腸管閉塞、自閉症、ストレス、不安、うつ病、不安障害、外科失血、分娩後出血、創傷治癒、感染症、乳腺炎、胎盤娩出障害、骨粗しょう症のうちの1つまたは複数の治療、ならびに/または癌および胎盤機能不全の診断のための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物。 請求項18 損なわれた乳汁分泌状態、分娩誘発障害、子宮弛緩状態、出血過多、炎症、疼痛、腹痛、背部痛、男性および女性の性機能障害、過敏性腸症候群(IBS)、便秘、胃腸管閉塞、自閉症、ストレス、不安、うつ病、不安障害、外科失血、分娩後出血、創傷治癒、感染症、乳腺炎、胎盤娩出障害、骨粗しょう症を治療するため、ならびに癌および胎盤機能不全を診断するための薬剤の製造のための、請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の使用。 請求項19 請求項1から14のいずれか一項に記載の化合物の治療有効量を、ヒトを含む動物の患者へ投与することを含む、損なわれた乳汁分泌状態、分娩誘発障害、子宮弛緩状態、出血過多、炎症、疼痛、腹痛、背部痛、男性および女性の性機能障害、過敏性腸症候群(IBS)、便秘、胃腸管閉塞、自閉症、ストレス、不安、うつ病、不安障害、外科失血、分娩後出血、創傷治癒、感染症、乳腺炎、胎盤娩出障害、骨粗しょう症の治療、ならびに癌および胎盤機能不全の診断の方法。
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